滋賀県で最初の国宝!「御上神社」のムカデ退治の秘訣とは

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神が降臨した三上山を神体山として崇る「御上神社」

御上神社

滋賀県野洲市三上には三上山という山があります。三上山は和歌にも詠まれ、「近江富士」として親しまれている美しい山です。

近江富士と呼ばれる三上山は美しいだけではなく、山頂に神様が降臨したと伝えられる由緒ある山です!

山の麓には三上山に降臨したとされる天之御影神を祀る「御上神社」が鎮座しています!

御上神社は三上山を神体山として崇め、さらに御上神社の本殿は滋賀県で一番最初に国宝指定されるほど立派な建物です!

今回は滋賀県最初の国宝「御上神社」についてご紹介いたします!

御上神社の由緒!

Mikamiyamaby Wikimedia

「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」。

この歌は紫式部が三上山について歌ったものです。三上山はこの歌にもあるように「近江富士」と呼ばれるほど綺麗な山。

その美しい山には第七第孝霊天皇の時代に天照大神の孫にあたる天之御影神が降臨し、古来から三上山は清浄な神霊の鎮まる神体として祀られ、崇められていました。三上山周辺では古来から祭祀がおこなわれ、大量の銅鐸が出土しているそうです。

そして千年の時代が流れて元正天皇の時代になると、藤原不比等が三上山の麓にあった遥拝所に社殿を造営したのが現在の御上神社です!なので御上神社は天之御影命をご祭神とし、三上山を神体山として祀る神社なのです!

滋賀県で最初の国宝の本殿

御上神社

御上神社といえば見事な社殿の姿です!

この楼門は室町時代のものと考えられ、国の重要文化財に指定されています。楼門といえばお寺によくあるものですが、神仏習合の思想によって御上神社にも楼門が建てられたそう。

御上神社

楼門をくぐると拝殿が迎えてくれます。 鎌倉時代後期に造営されたもので、こちらも国の重要文化財に指定されています。

御上神社

拝殿の裏には「御上造り」と呼ばれている本殿があります!檜皮葺きの屋根が立派で美しいですね~

本殿は神社・寺院・殿舎の様式を合わせた独特の造りから 「御上造り」 と呼ばれています。なんと御上神社の本殿は滋賀県で最初に国宝に指定された建物だそう!

本殿はそれだけではなく、裏側には扉があり、ご神体である三上山の遥拝所であった名残だそうです!

ムカデ退治伝説

数千年の歴史がある御上神社には多くの人々が参拝しました。

平安時代中期の「藤原秀郷」もその一人で、平将門を討った有名な関東の武将です。この藤原秀郷という武将にはムカデ退治伝説が伝わっています!

琵琶湖には現在にも瀬田の唐橋という有名な橋があります。ある時、その橋に大蛇が現れて横っていましたが、藤原秀郷は怖がることなく踏みつけて渡りました。

それを見た大蛇は人間に化けて藤原秀郷の前に現れ、「私は琵琶湖に住む龍神一族の者で、昼間の大蛇はこの私です。私たち龍神一族は三上山を七巻半まいているムカデに琵琶湖を荒られ苦しめられています。そのため、大蛇に化けて退治してくれる勇気のある人物を探していました。」といい、秀郷はムカデ退治を引き受けます。

秀郷はムカデ退治に三上山に向かうのですが、その前に必勝祈願をしたのが御上神社なのです!秀郷は御上神社の御祭神から矢の先に唾をつけるという秘訣を授かり、見事ムカデを退治することが出来たそうです!

御上神社の御祭神のアドバイスがあったので、秀郷はムカデを退治できたんですね~

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