大阪「枚岡神社」は『元春日大社』と呼ばれるパワースポット!

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大阪のパワースポット「枚岡神社」とは

枚岡神社

大阪府東大阪市にひっそりとたたずむ枚岡神社(ひらおかじんじゃ)。もしかしたら大阪の人以外はあまり知らないかもしれませんね。

しかし、枚岡神社は由緒正しき歴史があり、この神社がなければ奈良の世界遺産「春日大社」はなかったかもしれません。

今回は余り多くを知られていない枚岡神社についてスポットを当ててみたいと思います!

枚岡神社の歴史

枚岡神社

枚岡神社の創建は神武東征の頃です。神武東征とは、後の初代神武天皇が大和の地を治めて天皇に即位するまでの神話です。

この頃に、神武の侍臣で中臣氏の祖の天種子命が大和の平定を願って、祖神である 天児屋根命  その后の比売御神 の二神を祀ったことが始まりです。この二神を祀ったとされる場所が本宮です。

美声の持ち主!天児屋根命とは

天児屋根命(あめのこやねのみこと)は中臣氏の祖神であり、後に大化の改新で有名な中臣鎌足を輩出します。

中臣鎌足は大化の改新後に中臣から藤原に変わり、摂関政治で有名な藤原氏の先祖となります。主祭神として祀られている天児屋根命は藤原氏の祖神として藤原家から重宝されていくのです。

天児屋根命は日本神話の「天の岩戸神話」で活躍します。
天照大神が天の岩戸に隠れ世界が暗闇に包まれたとき、神々は天照大神を引っ張りだそうと祭りを開催しました。天児屋根命は祝詞を唱えて祭りを盛り上げた功労者です!

この祝詞を聞いた天照大神は「これほどの美しい歌は聞いたことない」と絶賛して岩戸が開け、世界に光が戻ったそうです。 天児屋根命の歌声は人々を魅了する美しいものだったのですね!

「元春日」と呼ばれるわけ

枚岡神社

拝殿

枚岡神社の祭神は二神ではなく四神です!経津主命(ふつぬしのみこと)・武甕槌命(たけみかづちのみこと)も祭神として祀られています!

枚岡神社

本殿

本殿では第一殿、第二殿、第三殿、第四殿の4つの社の珍しい造りで、 枚岡造(王子造) と呼ばれる美しい神社建築です。

枚岡神社は天児屋根命と比売御神の二神だけ祀っていましたが、奈良の世界遺産「春日大社」の創建の際に、この二神の分霊が春日大社へと移されました。つまり、枚岡神社がなければ「春日大社」に天児屋根命と比売御神の二神は祀られていなかったかもしれません。

その後、春日大社で祀られていた経津主命・武甕槌命の分霊を迎えたことで四神が祀られることになったのです。

境内を見守る「なで鹿」

枚岡神社

祭神の武甕槌命が白い鹿に乗ってやってきて春日大社が創建されたことから、枚岡神社でも「なで鹿」が見守っています。ちなみに奈良公園の鹿は、この白鹿の子孫だそうです。

武甕槌命が白い鹿とともに長い旅をしてたどり着いたことから、この神の使いの鹿は旅の安全にご利益があるそう。

枚岡神社

反対側には母親鹿と小鹿もいますね。もしかしたら親子でこの神社を見守ってくれているのでしょうかね。

駐車場 無料あり

かおり風景100選

枚岡神社

枚岡神社は「かおり風景100選」の一つとされています。「かおり風景100選」とは日本各地の自然や生活、文化に根ざした香りのある地域のことです。

境内は楠、桜、杉、などの様々な樹木のかおりが楽しめます。春には梅の名所として多くの人々が訪れます。ぜひ境内ではかおりも楽しんでみるのもいいかもしれませんね。