黄金・銀色のススキ!「曽爾高原」は人々を魅了する秋の観光名所

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曽爾高原のススキ

みなさんはススキが好きですか?

全国の様々な野原で見られますが、ススキに興味があるという人はあまりいないのではないのでしょうか。しかし、奈良県と三重県の県境に位置する「曽爾高原」では、ススキを一目見ようと全国から観光客が訪れています!

「曽爾高原」は秋のシーズンになるとススキが草原一面に広がり、銀色に輝きます!さらに、夕日スポットでもあり、夕暮れ時には夕日を浴びたススキが黄金色に輝き幻想的な空間に包まれます!

今回はススキの名所「曽爾高原」についてご紹介いたします!

曽爾高原のすすきとは?

曽爾高原 ススキ

奈良県宇陀郡曽爾村にある「曽爾高原」は、日本300名山の一つである『倶留尊山』と亀の背に似た『亀山』の麓にある高原で、約40haのススキが草原一面に広がっています。

秋にはススキの穂が美しい銀色に輝くことから、秋シーズンの時には多くの観光客が訪れます!
しかし、かつてはこの景観が損なわれてしまうかもしれないピンチがありました!

曽爾高原 ススキ

昔、曽爾高原のススキは茅葺き屋根の材料として使用されていましたが、トタンや瓦の登場によって使用されなくなり、代わりに杉などの植林が行なわれたことで、ススキが失われる危機に陥ったのです。
しかし、この美しい風景を残していくため、奈良県にお願いをして曽爾高原のススキを保護してもらうことになりました。県の保護がなければ、この景観はなかったのかもしれませんね。

曽爾高原のススキは、全国の茅葺き屋根や世界遺産である白川郷の合掌造りにも使用されています!

曽爾高原山焼き

曽爾高原では毎年3月になると山焼きが行われ、辺り一面が真っ黒になります。なぜススキを焼くのかというと、ススキを守るためなのです!

ススキを焼くことで、ススキ以外の植物の生育を抑える効果があります。さらに、燃えてできた灰はススキの肥料となります。こうした山焼きが行なわれることで、次のシーズンもすすきが美しく成長します!

ハイキングコース

曽爾高原 ススキ

ススキの見頃は9月中旬~11月下旬。その時期になると観光客で賑わいます!曽爾高原は倶留尊山の登山ハイキングコース途中にあるため、登山客の姿も多く見かけます。

曽爾高原 ススキ

曽爾高原は『亀山』の麓に位置しており、亀山に登れます!亀山に登り、曽爾高原にそって亀山を一周するのがおすすめのハイキングコースです!

曽爾高原 ススキ

整備されたハイキングコースを上っていくと、10分ぐらいで倶留尊山と亀山の分かれ道となる「亀山峠」につきます!この場所からは倶留尊山方面の美しい眺めが見られます!倶留尊山にも登れますが、山頂は私有地のために入山料500円が要ります。

亀山峠から亀山は約10分ぐらいで、亀山を登りながら曽爾高原を堪能できます! 下山も10分ぐらいなので、ぜひ頂上からススキの眺めを楽しんでください!

お亀伝説

曽爾高原 ススキ

高原の中央には池があります!この池は「お亀池」と呼ばれ、火山の火口ではないかといわれているそうです。

「お亀池」には伝説が伝わり、大蛇が現れたそうです。

ある時、お亀という美人な妻が子供を産むと実家に帰っていきました。夫は子供が夜泣きをするため、お亀のもとに乳を貰いに行くと、お亀池までお亀がやってきて乳を与えてくれました。しかし、またもや夜泣きで乳を貰いに行くと、お亀が怒って大蛇となり、お亀池に出現したと伝わっています!

夕暮れ時のみ現れる!黄金色のススキ!

曽爾高原でぜひ見てほしいのが、夕日に照らされ、黄金色に輝く圧巻のススキの穂ですね!昼間は銀色に輝いていたススキが夕日の逆光を浴びて草原一面が黄金の世界に包まれます!夕日スポットとして多くのカメラマンも訪れます!

この黄金色のススキを一目見ようと、3時を過ぎたあたりから多くの観光客が詰め寄せます!そのため、150台しかない駐車場はいっぱいになるので、早めに訪れることをお勧めします!

また、夕日だけでなくススキの見頃となる9月中旬~11月下旬の間には、「曽爾高原山灯り」が開催され、日が暮れると曽爾高原が山灯りで美しく照らされます!夜のススキも神秘的なのでぜひ体感してみてください!

曽爾高原 ススキ

曾爾高原は標高700mのところにあるので、ススキの見頃となる9月中旬~11月下旬は風が強くて肌寒いです。日が暮れるとより一層ひんやりするので一枚上着を持っていくことをお勧めします!それでもハイキングで体が冷えてしまったら、高原のすぐ近くにある「お亀の湯」で体を温めて癒されるのも楽しみ方の一つ!

ぜひ秋の時期には銀色・黄金のススキを見に行ってみてはいかがですか!

曾爾高原の近くに150台の駐車場がありますが、休日になると昼間から待ち時間が出るほど込み合います。特に夕暮れ時は非常に込み合うので早めに到着しましょう!

近くの「お亀の湯」でも無料で駐車できます!しかし、30分~50分ぐらい上り坂を登って行かなくてはならないので注意が必要です!

駐車場 600円