源義経も訪れた!吉野「金峯神社」にある『義経隠れ塔』とは

詳細アクセス

多くの著名人に愛され続けている奈良「吉野山」。吉野山とは金峯山寺を中心とした史跡・寺社仏閣が多く集まる広域を示し、古来から桜の名所として、地域ごとに下千本・中千本・上千本・奥千本に分かれています。

吉野山の一番奥にあたる奥千本には、名刹 「金峯神社(きんぷじんじゃ)」 があります!

吉野山の総地主の神である金山毘古命を祀る神社であり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録され、吉野山全体を一望できる絶景スポットです!

さらに、金峯神社には源平合戦の英雄・源義経が兄の頼朝の追討から身を隠したとされる『義経隠れ堂』も残されています。

今回は吉野山の総地主の神を祀る名刹「金峯神社」についてご紹介いたします!

修行門

金峯神社

金峯神社は吉野山の奥千本に位置し、入口には修行門と呼ばれる鳥居が出迎えてくれます。

吉野は古来より多くの修験者達が修行した修験道の聖地として栄え、現在も大峰山で女人禁制の修験道体験に参加でき、金峯神社は修験道の修行場として利用されてきました。

修行門は修験者達が吉野から大峰山寺に参拝する際に通過すべき「発心門・修行門・等覚門・妙覚門」の第二の門のことで、現在も修験者達がこの修行門を通って大峰山に登っています。

拝殿

金峯神社

修行門をくぐって坂道を登ると、金峯神社の拝殿が現れ、主祭神として金山毘古命が祀られています。

金峯神社の創建は不明ですが、社号の名の通り「金」に関係すると考えられます。

金峯神社の社号になっている「金峯山」とは吉野山から大峯山へかけての総称のことで、金峯山は『黄金の鉱脈が蔵する山』として信じられてきました。そのため、鉱山の神として信仰されている金山毘古命(かなやまひこのみこと)がこの地の総地主の神として祀られ、金峯神社は「金精明神」と呼ばれ信仰されています。

義経隠れ塔

金峯神社 義経隠れ塔

義経隠れ塔

金峯神社から小道を100m下ったところに「義経隠れ塔」と呼ばれる塔があります。大正時代に再建されました。

平安時代、源平合戦の英雄である源義経は兄の頼朝から命を狙われ、源義経は佐藤忠信・弁慶とともに、この隠れ塔で頼朝の追討から身を隠したとされています。しかし、すぐに頼朝の追手に囲まれ、義経は屋根を蹴破って逃げたと伝わることから「蹴抜けの塔(けのけのとう)」とも呼ばれています。

もともとこの塔は、大峯山に向かう前に俗気を抜くための修験道の行場として使われ、塔の中に入って扉を閉め、真っ暗な状態で『吉野なる深山の奥の隠れ塔 本来空のすみやかなりけり』と三回唱えながら塔内をめぐるそうです。

拝観料300円で中にはいることができるので、ぜひこの呪文を唱えながら回ってみてください!

展望台

金峯神社

義経隠れ塔の近くには吉野山全体を一望できる展望台があります!

金峯神社

この場所は奥千本に位置しているので、遠くの景色まで見渡せます!

金峯神社

さらに修行門の近くの丘からは、綺麗な赤色に色づいた紅葉の木々とともに、美しい景観を眺められます!

金峯神社

金峯神社は吉野山の総地主の神として、吉野を守り続けています。さらには義経が訪れ、美しい景観を一望できます。
ぜひ金峯神社に訪れてみてください!

入場料 なし(義経隠れ塔 300円 )
駐車場 数台