外国人の人気観光名所!京都「龍安寺」の不思議な庭園とは

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京都の観光名所「龍安寺」とは

龍安寺 桜の方丈庭園

桜の方丈庭園

京都市右京区の世界遺産「龍安寺(竜安寺)」は石庭として知られる枯山水の『方丈庭園』で有名です。

イギリスのエリザベス女王が方丈庭園を絶賛したことから「Rock Garden」として外国人に人気の観光スポットとなっています!
ちなみに枯山水とは水を使わず石や砂などにより山水の風景を表現する庭園です。

しかし、15個の石と砂のみの庭園になぜこんなにも人々を惹きつけるのでしょうか?その理由には龍安寺方丈庭園の多くの謎が関係しているのです!

龍安寺の謎とは!?

龍安寺 紅葉の方丈庭園

紅葉の方丈庭園

龍安寺は応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が1450年に創建した禅寺です。応仁の乱で焼失しまいますが、勝元の子の細川政元によって再興されました。

境内の中で一番の見どころは15個の石と砂を敷き詰めた『方丈庭園』です。

幅25m、奥行10mほどの長方形の空間に砂を敷き詰め、東から5、2、3、2、3個の合計15の大小の石を置いてあるだけのシンプルな枯山水です。

龍安寺

なぜ方丈庭園が注目されるのかというと、石はこのように15個あるはずなのですが、どの角度から眺めても石が14個にしか見えないという不思議な庭園だからです!

また、龍安寺石庭は平面が平らでなく排水を考えた左奥が低い構造で、さらに、右側の塀は手前から奥に向かって低くなり、奥行きを感じる遠近法を使った高度な技法が使われています。

しかし、これだけの考えらえた龍安寺の枯山水は作者が誰で、何のために作られ、15個の石の配置は何を表しているのかは謎のままです。そこで多くの人々が推理をして数多くの説が生まれました。

今回は龍安寺の別称で有名な「七・五・三の庭」や「虎の子渡し」と呼ばれる説とともに龍安寺についてをご紹介します!

七・五・三の庭の説

陰陽道では1,3,5,7,9の奇数の数字は縁起の良い陽の数字とされるのに対して2,4,6,8の偶数の数字は縁起の悪い陰の数とされています。

龍安寺石庭は東から5、2、3、2、3個の5つで構成される石を、5と2で七石、3と2で五石、そして3で三石と、七・五・三の3つの縁起の良い奇数「七五三の庭」に見立てたという説です。

虎の子渡しの説

虎の子渡しの説は龍安寺石庭の15個の石が、まるで虎の親子が川を渡っている様子に見立てたという説です。

「中国の説法」では、虎の三匹の子には必ず一匹、子だけ残しておくと、他の子を食べてしまう猛悪な子がいるとされています。そのため、母虎は一匹ずつ連れて川をわたるとき、猛悪な子を先に対岸に渡し、次ぎに他の子を連れて渡り、猛悪な子を連れて戻る。次いで別の子を連れて渡り、最後に猛悪な子を連れて渡る必要があるので、母虎は川を渡るのに三往復半するのです。

母虎は自分の子をすべて大切に接するために、知恵を絞るという愛情が感じられる話ですね。

銭形をしたつくばい

龍安寺 蹲踞(つくばい)

蹲踞(つくばい)

つくばいとは茶室に入る前に手や口を清めるための手水鉢のことで水戸藩主徳川光圀公の寄進によるものと伝えられています。「五・隹・疋・矢」と書かれ、水溜めに穿った中心の正方形を漢字部首の「口」と見れば「我ただ足ることを知る」という文字になります。

東洋では15という数字は十五夜すなわち満月であり、完璧という意味がありますが、龍安寺石庭は1つ足りない14で 不完全さ を表しています。

つくばいの「我ただ足ることを知る」という文字は、不完全なものに向き合い、与えられているものに満足する心を持つことという意味です。とても考えさせられますね。

龍安寺 桜の方丈庭園

桜の方丈庭園

実は、この庭は部屋から立って見るために作られたといわれ、15個全ての石を見ることができる地点があるといわれています。 気になる人は探してみては!

拝観時間 3月1日~11月30日  8:00 – 17:00 12月1日~2月末日  8:30 – 16:30
入場料 大人・高校生 500円  小・中学生 300円

石庭だけじゃない!龍安寺の美しい鏡容池

龍安寺 鏡容池

鏡容池

多くのミステリーが隠された枯山水ばかりに注目されますが、おしどり池ともよばれる鏡容池も季節ごとに美しい景色を見せてくれます!特に桜の時期にはさくらの名所として知られています!

龍安寺 鏡容池

鏡容池

平安時代には貴族が船を浮かべて遊んだそうです。

龍安寺 鏡容池

弁天島

弁天財を祀る弁天島はあの豊臣秀吉もお参りしたそうです!

ぜひ京都の観光名所「龍安寺」を一目見てみては!