京都の中心にある「六角堂」!良縁に恵まれる六角柳とは

詳細マップ

高いビルに囲われた「六角堂」は聖徳太子ゆかりの地で、京都のど真ん中の観光スポットです。

六角堂の正式名称は紫雲山頂法寺と呼ばれ、天台宗系の寺院で、いけばなの発祥の地です。

京都の街の中心に建つ「六角堂」とはどんなお寺なのでしょうか!?

創建のきっかけ

始まりは仏教が日本に伝わってきた頃の時代にさかのぼります。

この頃、仏教を布教させるかどうかで容認派の蘇我氏と非容認派の物部氏が争う「崇仏論争」が激しく起こっていました。この時、聖徳太子は容認派の蘇我氏側についていていました。聖徳太子は勝利するように幼い頃から大切にしていた如意輪観音の像に「無事勝利できたならば、感謝して四天王寺を建立いたします」と祈願しました。無事勝利した聖徳太子は四天王寺建立のための用材を求めてこの地を訪れます。

その際、太子は池で水浴をするため、如意輪観音像を置いておいたところ、離れなくなってしまい、夢に如意輪観音像が現れ「この地にとどまり衆生を済度したい」と希望したので、観音像を安置したのが、六角堂の始まりとされています。

聖徳太子が泳いだ池

六角堂

聖徳太子が水浴をした池にはアヒルが気持ちよさそうに泳いでいますね!

六角堂 太子堂

太子堂

池の上に太子堂が建てられ、聖徳太子の像が安置されています。その池のほとりには「池坊」と呼ばれる僧侶の住坊もありました。代々の住職は朝、夕に六角堂の本尊如意輪観音に花をささげ続け、いけばなの名手として知られるようになりました。

現在は、いけばなのモニュメントが飾られ、春にはいけばなの夜の特別拝観とライトアップが行われています!

浄土真宗のきっかけとなった!!

六角堂 親鸞堂

親鸞堂

境内には親鸞の像や親鸞堂があるほど、親鸞と関わりが深いです。もし六角堂がなければ親鸞が開いた浄土真宗はなかったかもしれません。

もともとお坊さんは女性と交わることを禁止され、親鸞は「なぜ女性を抱くことが許されないのか」といつも疑問に思っていました。そんなころに比叡山から六角堂に百日間の参籠をしました。

その二年後、六角堂の如意輪観音が夢に現れ、「女性と交わることがあっても、死ぬ時は極楽往生に導こう」とお告げをもらい、浄土真宗のきっかけとなったと言われています!

京都の中心「へそ石」

昔はここが京都の中心地であり、円い穴が開いている「へそ石」と呼ばれている石があります。京都の中心であることからパワースポットとしても注目されています!

様々な像達!

境内にはたくさんの「十六羅漢」像が置かれています!

六角堂 十六羅漢

十六羅漢

16人の像がある「十六羅漢」は優しい顔つきの羅漢様のようにすればいいことがあるという意味で置かれているものです。ちなみに羅漢とは優秀なお坊さんに与えられた名前だそう。

六角堂 お地蔵さん

お地蔵さん

このたくさんのお地蔵さんは京都御所を守るため、北を向いています。ほかにも一言願い地蔵や合掌地蔵も置かれており、様々な像を探してみるのもいいですね。

「縁結びの柳」!

六角堂 六角柳

六角柳

縁結びの柳の木「六角柳」は良縁に恵まれる木なのだそうです。

お嫁さんを探していた嵯峨天皇が六角堂に来て祈願したところ、「六角堂の柳の下を見よ」と夢のお告げがあり行ってみると、絶世の美女に出会い妃にしたそう。それ以来、六角柳は「縁結びの柳」として人々に愛されてきました。

六角形の六角堂

六角堂

本堂ではたびたび人々を手助けした如意輪観音が安置されています。
その本堂は上空から見ると六角形になっているので「六角堂」と呼ばれているのです。

ちなみに、六角堂は「西国三十三所巡礼」の十八番目の札所なので、それにちなんで隣のビルはWEST18と呼ばれ、ガラス張りのエレベーターから六角形の六角堂を見ることができます。ついでに寄ってみてもいいですね!

営業時間 6~17時
入場料 無料