天皇が住んでいた!「仁和寺」の美しい『御室桜』

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仁和寺

京都府京都市右京区御室にある仁和寺は「古都京都の文化財」として、 世界遺産 に登録されています。

皇族・公家が住職を務める特定の寺院「門跡寺院」の始まりの場所と知られ、さらには出家後の宇多法皇が住んでいたことから、「御室御所」としても称されています。

仁和寺の見どころといえば、人の背丈ほどの高さしかない 『御室桜』 です!
春には遅咲きの御室桜が満開に咲き乱れ、多くの観光客で訪れ賑わいを見せています。

今回は遅咲きの桜「仁和寺」についてご紹介いたします!

天皇が住んでいた門跡寺院!

仁和寺は、宇多天皇によって建立されました。

仁和2年(886年)に第58代光孝天皇によって、「西山御願寺」と称する寺が建立され始めましたが、翌年、光孝天皇が崩御します。第59代宇多天皇が光孝天皇の遺志を引き継ぎ、仁和4年(888年)に完成させました。その後、元号である『仁和』から名をとって「西山御願寺」という寺号が『仁和寺』という名称に変更になったそうです。

仁和寺を完成させた宇多天皇は、天皇の座を譲位して出家します。その後、東寺で受戒した後に仁和寺に入って法皇の座につきました。

その時、宇多天皇は「御室」と呼ばれる僧坊に住んでいたので、仁和寺は「御室御所」としても呼ばれてます。このことが、皇子や貴族が住職を務める 門跡寺院 の始まりです。

その後は皇室出身者が代々門跡を務めたので、仁和寺は数ある門跡の中で非常に格式の高い門跡寺院とされています。

しかし、応仁の乱の影響ですべて焼け野原になったとされ、1634年に再興が徳川家光に認められ再建されました。

金堂

仁和寺

国宝に指定されている金堂では、本尊である阿弥陀三尊が安置されています。

五重塔

仁和寺

1644年に建立された五重塔は高さ36.18mもあります。国の重要文化財にも指定され、上層から下層にかけて各層の横幅が全く同じ珍しい造りとなっています。

御殿

仁和寺

宇多天皇が住んでいた御殿の見どころは北庭と南庭です。南庭では白砂と松や杉しか配置されていないのですが、時代を感じ趣ある庭になっています。

仁和寺

北庭は前方に池泉が置かれ、奥には五重塔が見えます!白砂、池、松や杉、さらに五重塔を同時に見れることから、写真スポットとしても有名です!

仁和寺

御室桜

仁和寺

仁和寺の桜は昔から親しまれてきた遅咲きで、春になると背丈の低い桜の花を咲かせます。

仁和寺

別名「御室桜」とも呼ばれ、数多くの和歌に詠われています。昔の多くの皇族たちもこの美しい桜を見ていたのかもしれませんね。

仁和寺

御室桜から五重塔の姿も。 自分の背丈ほどの桜は珍しいですね。

営業時間 9:00~16:30
入場料 御殿 500円
駐車場 500円