ドラマにも使用された!「南禅寺」は最も高い格式のある禅寺

詳細アクセス
琵琶湖疏水水路閣

京都市左京区にある南禅寺。ここは室町時代に別格扱いされた名刹です!

テレビドラマでも使用された琵琶湖疏水水路閣や石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言った三門など、見どころ満載の京都の観光スポットとして有名です。

南禅寺の歴史

南禅寺

南禅寺は、1291年に亀山法皇の離宮である禅林寺殿を禅寺にあらためたことが始まりです。京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式を誇っています。

五山とは、中国にならって禅寺を格付けすることです。もともと後醍醐天皇の建武の新政においても南禅寺は大徳寺とともに五山の一位でした。室町時代に入ると、足利義満が相国寺を創建した後、五山を京都五山と鎌倉五山に分割し、両五山の上に別格として南禅寺を置きました。つまり、禅寺のトップの寺院としたのです!

しかし、その後に起こった応仁の乱で焼失してしまいますが、徳川家康の側近である金地院崇伝が復興させました。

絶景といわれた三門

三門

三門

まず南禅寺に入ると目に入るのが三門です。南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、日本三大門の一つに数えられます。

三門とは、空、無相、無作の仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す「三解脱門」略した呼称です。現在の三門は1628年に藤堂高虎が大阪夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したものです。

この三門は登ることができ、歌舞伎の石川五右衛門がここから「絶景かな、絶景かな」と絶賛されたそうです。

方丈庭園

南禅寺の方丈は国宝に指定されています。方丈庭園は「虎の子渡しの庭」とも呼ばれており、昭和26年に国指定の名勝に選ばれ、江戸初期の代表的な枯山水庭園として親しまれています。

テレビドラマの撮影される琵琶湖疏水水路閣

琵琶湖疏水水路閣

南禅寺で恐らく一番有名なのが境内を通る琵琶湖疏水水路閣でしょう!テレビドラマの撮影でたびたび使用されてため、見たことがあるかもしれませんね。

琵琶湖疏水水路閣が誕生したのが明治維新後のことです。

京都は平安京が遷都した以来、1000年間首都として栄えてきましたが、明治になると首都が東京へ遷されます。急に首都でなくなった京都は日に日に経済が衰退しはじめ、人口も減っていきました。『花の都』といわれた京都も、この時には人々のあこがれの場所ではなくなっていました。

そんな衰退していた京都を昔のような活気ある場所に復興するために行われたのが 「琵琶湖疏水計画」 でした。「琵琶湖から京都市内に水路を通し、舟で物資の行き来を盛んにして京都を繁栄させよう」という計画です!

1885年に着工し、1890年に第1疏水、1912年に第2疏水が完成して京都はかつての繁栄を取り戻しました。

琵琶湖疏水水路閣

琵琶湖疏水水路閣は琵琶湖と京都の物流を結び、京都の繁栄を支えたのです!
建設当時は古都の景観を損なうと反対の声もあがったようですが、京都の繁栄を取り戻すため、水路閣を境内に通すのに協力した南禅寺も素晴らしいですね!

営業時間 12月1日~ 2月28日 午前8時40分~午後4時30分 3月1日~11月30日 午前8時40分~午後5時
入場料 無料
方丈庭園、三門 500円
休日 12月28日~31日
駐車場 2時間以内 乗用車1,000円