桜の名所!京都「平安神宮」の美しい神苑

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桜の名所の平安神宮とは!

平安神宮神苑

「鳴くよウグイス平安京」。このフレーズを聞いたことがある方は多いでしょう。794年に桓武天皇が長岡京から平城京に都を遷した年代の簡単な覚え方ですね。

平安京に遷都以来、歴代の天皇は約1000年以上も京都で暮らし、京都は日本の首都として君臨してきました。しかし、明治に入ると首都は東の京都「東京」に変わってしまいます。明治維新によって衰退した京都を繁栄させるために平安神宮が1895年に平安遷都1100年を記念して創建されました。

祭神は平安京に遷都した桓武天皇です。さらに、皇紀2600年にあたる1940年に、最後に平安京で過ごしたの天皇である第121代孝明天皇が祭神に加えられました。

大鳥居

平安神宮で目立つ大鳥居は高さ約24mあります。こんな大きな赤色の鳥居はとても珍しいです!一目見ればその大きさに圧倒されると思います!

平安京は四神に守られた都だった!

平安京は中国の長安をモデルとして都が造営されたそうで、南北に5.2㎞、東西に4.5㎞に広がり、北部中央に「大内裏」という皇室や行政の施設が置かれ、大内裏から南に向かって朱雀大路が真っ直ぐに伸び、東西にシンメトリックな都の構造になっています!

都を遷都するには莫大な資金が必要です。しかし、桓武天皇は即位して13年余りで2度も遷都をしているのです!

なぜ桓武天皇は2度も遷都しなければならなかったのか?

父の光仁天皇の譲位を受けて桓武天皇が即位すると、さっそく平城京から長岡京の遷都を決め、784年に長岡京の着工を始めます。平城京には巨大な寺社勢力が政治に介入してきたため、桓武天皇は政治と宗教を切り離すために遷都を決めたそうです。

長岡京の着工の10年後、桓武天皇は平安京に遷都します。それは長岡京で起こった早良親王の怨霊がきっかけです。

ある日、長岡京で新都の造営長であった藤原種継が殺されます。この事件は遷都反対派の犯行とされ、桓武天皇の弟・早良親王が主犯格とされました。早良親王は無実だったようで、息子に天皇の座を継がせたかった桓武が仕組んだ陰謀だったようです。

早良親王は無実を訴えますが、護送中に憤死してしまいます。その後、桓武天皇の身内が次々と病気にかかり、天変地異がたびたび起こりました。陰陽師に占ってもらうと早良親王の怨霊が原因だと分かりました。

そこで桓武天皇は早良親王の怨霊から逃れるために、たった10年で平安京へ遷都することとなったのです。

遷都する際、怨霊を防ぐため陰陽思想に基づいた「風水」で決めることになり、風水で最高な 「四神相応」 の地に都を作ることにしました。四神相応とは北の玄武、東の蒼龍、西の白虎、南の朱雀の4つの守護神に囲まれた土地で都が安定するそうです。

平安京は四神相応に守られることで1000年以上も京都は繁栄していったのです。

平安神宮

平安神宮の東の手水舎の「蒼龍」石像と

平安神宮

西の手水舎「白虎」石像は四神相応の守護神なのです!

平安神宮の社殿

平安神宮

平安京にとって重要な場所は皇室や行政の施設が置かれた「大内裏」です。その大内裏で政務、儀式などの行なう最も重要な施設が『朝堂院』という場所です。 平安神宮の社殿はこの『朝堂院』を約8分の5に縮小して復元したものです!朝堂院とは八省院とも呼ばれ、即位式、大嘗祭、政務、儀式などが行われた大内裏で最も重要な施設です。

平安神宮

平安神宮の入り口の応天門は朝堂院の入り口でもあり、応天門の変で放火されたことで有名です。

桜の名所!平安神宮「神苑」

平安神宮神苑 平安神宮神苑は、社殿を取り囲むように東・中・西・南の四つの庭からなっています。 平安神宮神苑 神苑には日本最古の電車が展示されてます。京都電気鉄道のチンチン電車として親しまれたそうです。 平安神宮神苑 『臥竜橋』と名付けられた、飛び石式の橋です。 平安神宮神苑 神苑は春には桜、秋には紅葉の観光名所としても有名。数多くの桜をご覧になれます。 平安神宮神苑 また夜間拝観も行われ、夜桜コンサートも毎年開かれます。 平安神宮神苑

京都三大祭の一つ「時代祭」

20111023 Jidai 0021by Wikimedia 毎年10月22日になると京都三大祭の一つ時代祭が開催されます。10月22日とは桓武天皇が平安京に入った日。京都御所から平安神宮まで各年代の衣装を着た人々が町を歩きます。

春限定の「桜みくじ」

平安神宮

桜の名所の平安神宮では期間限定で桜みくじが行われます。桜みくじは大吉や凶ではなく、「つぼみ」「つぼみふくらむ」 「咲初む」「三分咲き」「五分咲き」「八分咲き」「満開」とユニークなものとなっています。引いた桜みくじは結び木に結び付けてます。人々を占った桜みくじによって結び木は満開に咲きます。

拝観時間 午前8時30分~午後5時
拝観料 600円