十円玉のお寺で有名な宇治の観光名所「平等院鳳凰堂」

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10円玉で有名な京都宇治の観光名所「平等院鳳凰堂」とは

平等院鳳凰堂

10円玉のお寺といえば皆さんご存じの通り京都宇治市にある 観光名所「平等院鳳凰堂」 ですね!

宇治の定番観光スポットとして知られています!

1994年には「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録されています。

平等院鳳凰堂は、藤原氏ゆかりの寺院です。

建てた人は藤原頼通ですが、もともとは光源氏のモデルともいわれる左大臣の源融が京都宇治に建てた別荘だったと言われています。その別荘が父・藤原道長に渡り、「宇治殿」と呼ばれました。別荘「宇治殿」を道長から譲り受けた息子・藤原頼通が寺院に改めて『平等院』としたのが平等院鳳凰堂です。

平等院鳳凰堂は現実世界の極楽浄土!

平等院鳳凰堂

鳳凰堂の前の池は阿字池と言い、 本堂と合わせて極楽浄土 を表しているそうです。

なぜ極楽浄土を表したかというと、この時代は仏教の末法が始まり、この世の中が滅びると考えられていました。  「死後の世界は極楽浄土に行きたい!」 って考えが広まっていったのです。藤原頼通も極楽浄土に行きたいと考え、実際に極楽浄土の世界を想像して造り上げたのが「平等院鳳凰堂 です!
創建されたのはちょうど末法が始まった1052年のこと。

平等院鳳凰堂

桜と鳳凰堂も美しいですね!
頼道が極楽浄土を願った10円玉の宇治観光名所に訪れてみてはいかがですか!

営業時間 8:30~17:30
入場料 大人 600円
お問合せ 0774-21-2861
休日 年中無休

末法思想とは?

「平等院鳳凰堂」がつくられたきっかけは末法思想が原因です!

末法思想とは、お釈迦さまが死んだあと、正法・像法・末法という3つの時代を経て正しい教法が衰滅し、世の中に混乱が起こるという思想です。

お釈迦さまは 全宇宙の神様「阿弥陀仏」 の教えを広めているのです。

日本で平安後期から鎌倉時代にかけて末法思想が広まったのは、貴族の摂関政治が衰え武士が台頭し、治安の乱れ、天変地異が起こり、「これはお釈迦さまの教えが末法になったからだ」と信じる人々が増えたためです。

そうなると「この世で幸せを求めるのは諦めよう。あの世で幸せを求め、極楽浄土に行こう」という人々が増え、「極楽浄土へ往生するには、阿弥陀仏を信仰すればいい」という考え方の浄土教が広まっていくのです。

藤原頼道もこの考え方を信じ、極楽浄土を求めるために全宇宙の神様「阿弥陀仏」の堂を建立することにしたのです。 それが京都宇治にある平等院鳳凰堂というわけです!