綾部市「安国寺」はアニメ『一休さん』のモチーフとなったお寺!

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アニメ「一休さん」を見たことがありますか?

このアニメは身の回りで起こるさまざまな問題や事件を一休さんがとんちを使って解決していく話で、1975年から1982年まで放送され、関西地区では最高視聴率40%を超えた超人気アニメです!

そのアニメ一休さんが修行していた場所が 京都府綾部市にある「安国寺」 です!さらに、室町時代を開いた初代将軍の足利尊氏出生の地でもあります!

今回は綾部市の観光スポット「安国寺」をご紹介いたします!

綾部市の「安国寺」がアニメに登場したわけ

一休さんといえば「頓智(とんち)」ですよね!頭をさすってポク、ポク、チーンと頓智が閃き、数々の問題を解決していきます。

アニメ一休さんにはモデルがいて、室町時代に実在した臨済宗大徳寺派の僧「一休宗純」の子供時代をモチーフにしており、禅寺の安国寺が話の舞台です。

そのアニメに出てくる安国寺が綾部市にある「安国寺」です。

実は全国には安国寺という名称の寺院は数多く存在しています。実際に一休宗純が修行していたのは京都市内の四条大宮にあった「安国寺」です。

京都市内の安国寺がアニメに登場しなかったのは、応仁の乱で焼失したからです。なので綾部市にある「安国寺」が代わりのモデルとして選ばれたのです。

安国寺

安国寺の象徴の一つといえるこの「山門」は、天保14年(1843)に再建されました。

安国寺

本堂は寛保3年(1743)に建立されたもので茅葺きの屋根が特徴的ですね!アニメで本堂は、不祥事を起こした一休さんたちが雑巾掛けをするお仕置き場としてよく登場します。

足利尊氏の生誕地

綾部市は室町幕府の初代征夷大将軍の足利尊氏の生誕地です!もともとこの地は上杉氏の荘園地だったそうです。

安国寺は当時、光福寺と呼ばれ、993年に地蔵菩薩を本尊として開創されました。1252年には勧修寺重房が光福寺周辺にあった上杉荘を賜ったことで、重房はこの荘園の名から家名を「上杉」として、光福寺は上杉氏菩提寺となり、釈迦三尊を合わせ祀ったそうです。

尊氏は父・足利貞氏と母・上杉清子の次男として生まれました。母・上杉清子は尊氏を出産する際に故郷の上杉荘に帰り、安国寺の門前町の別荘に住んでいたそうです。

そして、清子は安国寺の地蔵菩薩に安産を祈願して、1305年に尊氏が生まれたそうです。

安国寺産湯の井戸

産湯の井戸

近くには足利尊氏の産湯として使用された井戸が残っています。

光福寺が安国寺という名になったわけ

全国には安国寺という名のお寺がたくさんあります。それは尊氏が全国に安国寺利生塔を建立したからです。

足利尊氏は数々の戦争に勝って室町幕府を開くわけですが、戦争で死んでいった戦没者の菩提を弔うために日本の国ごと全国66ヶ国2島に寺院と仏塔を1寺1塔建てました。

光福寺も尊氏の出生地であることから安国寺利生塔になり、寺院として格上げされたそうです。つまり、一休さんがいた安国寺も綾部市の安国寺も戦没者の菩提を弔うために建てられたものなのです。

安国寺

尊氏は1358年に亡くなり、遺骨は二代将軍の義詮によって安国寺に奉納されています。左側に母の清子、中央に尊氏、右側に妻の登子の墓が安置されています。 そして、時代が三代将軍の義満に移り変わると一休宗純が誕生し、安国寺で修行するのです。

全国に安国寺と名の付くお寺は沢山ありますが、綾部市の安国寺は足利尊氏の生誕地やアニメ「一休さん」のモチーフになっているなど他と違った魅力があります!ぜひ一度訪れてみてはいかがですか!

駐車場 あり