電車が空を走る?「余部鉄橋 空の駅」は香美町の絶景観光スポット!

詳細マップ

観光スポット「余部鉄橋」とは

余部鉄橋

兵庫県北部にあたる但馬地方には、全国の鉄道ファンが押し寄せる 絶景観光スポット「余部鉄橋」 があります!

余部鉄橋はJR山陰本線の鎧駅と餘部駅の間にある鉄橋で、餘部駅のすぐそばに架かけられています。

この場所の魅力といえば、電車が空を走っているような姿です!

広大な日本海のパラノマを背景に、高さ41mにも及ぶ余部鉄橋の上を電車が走っていく美しい光景を一目見ようと、 鉄道ファンだけではなく老若男女訪れる観光スポットとなっています!

今回は但馬地方の観光地「余部鉄橋」についてご紹介いたしましょう!

余部鉄橋の歴史

余部鉄橋

余部鉄橋は高さ約41mの鉄橋です。

現在、鉄橋はコンクリート橋ですが、初代は東洋随一と呼ばれた鋼製トレッスル橋でした。

紅色の橋で美しいですね~!

余部鉄橋

by Wikimedia

1912年3月1日に開通した余部鉄橋は、アメリカ人技師ウルフェルスが設計し、完成まで二年の月日を費やしました。

全長309.4メートル、高さ41.5メートルを誇り、トレッスル式鉄橋としては東洋随一と呼ばれたほど立派なものだったそうです!

現在、余部鉄橋のそばに餘部駅が造られていますが、開通当初に餘部駅はありませんでした。当時の住民たちは余部鉄橋の上を歩き、約1.8kmも離れた鎧駅まで線路を歩いて電車を利用したそうです。

鎧駅に行くには鉄橋の上やトンネルを歩かなければならず、相当不便だったそうです。

昭和34年についに餘部駅が誕生します。当時の住民たちは歓喜に沸いたそうです!

列車転落事故

なぜ余部鉄橋は、東洋随一と呼ばれた鋼製トレッスル橋からコンクリート橋に建て替えられてしまったのでしょうか?

それは 悲惨な事故 がきっかけです。

昭和61年12月28日、回送列車が最大風速約33m/sの突風にあおられて鉄橋から転落し、水産加工場と民家を直撃して計6人が死亡、6人が重傷を負う転落事故が起こりました

この事故をきっかけに、風速による運行規制が20m/sとなりました。

しかし、余部鉄橋は冬になると日本海側から強風が流れ、風速による運行規制によって列車の遅延・運休本数が大幅に増加し、電車を利用する住民たちは困りはてていたそうです。

安全性の確保と遅延・運休の解消のために、鋼トレッスル式鉄橋から防風壁を備えたコンクリート製の新鉄橋に架け替える工事が行われ、2010年に完成しました。コンクリート橋は風速30m/sまでの列車運行を可能にし、安全に運行できているのです。

鉄橋の真下には、回送列車が直撃した水産加工場があった場所に、聖観世音菩薩像が当時の列車転落事故を弔うために建てられています。

展望施設「空の駅」

余部鉄橋

コンクリート橋に建て替えられたので、もう東洋随一と呼ばれた鋼製トレッスル橋を見れませんが、風景の記憶として鋼製トレッスル橋の3箇所だけは現在も残されています!

残された3箇所のトレッスル式鉄橋は、展望施設「空の駅」として整備されています!

余部鉄橋

展望施設「空の駅」では旧余部鉄橋の線路跡が残され、旧軌道の上を歩けます!

コンクリート橋は旧余部鉄橋の隣に作られたので、空の駅の隣のレールでは現在でも列車が走り、間近で見られます!

余部鉄橋

線路を歩くなんて新鮮ですね!

余部鉄橋

線路の上を歩いていくと、旧余部鉄橋の線路跡が途切れて行き止まりでした。ここから見ると、コンクリート橋が曲がっているのがはっきりとわかりますね~!

余部鉄橋

空の駅からは日本海の美しい眺めが!ゆったりと日本海を楽しめますね~!

夕方には日本夕陽百選に認定された夕焼けもご覧になれます!

余部鉄橋

空の駅から少し登ると、余部鉄橋を見下ろすように眺められる絶景スポットが!

余部鉄橋

by Wikimedia

トレッスル式鉄橋の時はこのように見えていたそうです!余部鉄橋を走る電車は「空中列車」として人々から親しまれています。

2017年に、日本海の景色が楽しめ、地上から空の駅を結ぶエレベーターが誕生する予定です。展望施設までは急な坂を昇る必要があるので、地上から約45秒で空の駅に到達するエレベーターによって、今以上に余部鉄橋が楽しめるでしょう!

鉄道ファンじゃなくても楽しめるのでぜひ訪れてみてください!

営業時間 午前9時から午後7時(開門時間は季節により変更あり)
駐車場 無料